秋の天気がコロコロ変わりやすいのはなぜ?特徴と各地方の天気について解説

青空と傘 天気

女心と秋の空ということわざを聞いたことはありませんか。秋の天気も女心もコロコロと変わりやすいことを表現しています。

秋は天気が安定しない季節で、気圧配置の変化や台風など1日の中でも変化しやすいでしょう。

では、なぜ秋の天気はコロコロと変わりやすいのでしょうか。

本記事では、秋の天気が変わりやすい点について、秋の天気の特徴や各地方の天候から解説します。

この記事で下記のことがわかります。

天気の解説者
天気の解説者

秋の天気が変わりやすい理由はいくつかあります。

そして、秋の天気は各地方によっても異なる特徴があるので、詳しくみていきましょう。

秋の天気の特徴

秋の天気 夕方

秋は夏の暑さから次第に気温や湿度が低下し、過ごしやすい日が続きます。

天気は1日を通して不安定な日もあり、天気雨や夕立なども発生しやすいでしょう。

秋の天気の特徴は下記の3点が挙げられます。

それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。

秋雨前線や台風の影響を受けやすい

9月になると、秋雨前線や台風の影響から雨が降りやすい状況が続きます。

秋雨前線は太平洋高気圧が南下して北からの高気圧が勢力を広げる際に発生します。

北東から冷たい空気が入り込んでくるため、北日本や東日本に冷たい空気が流れ込みやすく、雨の量が増えるのが特徴です。

また、南からやってくる台風による湿った空気を含みながら発達するため、近畿・四国・九州の太平洋側に大雨をもたらすでしょう。

10月頃は晴天になりやすい

10月頃は移動性高気圧が西から東に広がり、晴れの日が続きやすいです。

移動性高気圧は比較的乾燥しているので、カラッとした晴れになるので、すっきりとした秋晴れといわれています。

ただし、移動性高気圧のすぐ後ろに低気圧が控えているため、移動性高気圧が過ぎ去ると天気は下り坂になります。

一時的に冬型の気圧配置となる日も

10月頃に広がっていた移動性高気圧のすぐ後ろにいた低気圧が通過すると、一時的に西高東低の冬型の気圧配置になります。

冬型の気圧配置になると、日本海側を中心に雨の日が多くなり、北日本では雪が降り始めるところもあるでしょう。

各地方の秋の天気

秋の天気 青空と紅葉

秋の天気は前線や気圧配置の影響を受けて、短期間に変わりやすいことが分かりました。

ほかにも、日本列島の中心にある山脈を隔てて、日本海側と太平洋側でも秋の天気は特徴が異なります。

ここでは、各地方の秋の天気の特徴について詳しく解説しましょう。

北日本

北海道・東北地方にあたる北日本の秋の天気は、残暑が過ぎると、秋雨前線が南下してきます

北海道や東北太平洋側では、9月が1年で最も降水量の多い月です。

10月に入ると移動性高気圧が張り出し、さわやかな晴天が続きます。

気圧の谷が通過した後冬型の気圧配置が強まると、初冠雪が観測されるでしょう。

日本海側では雨やみぞれの天気が増え、平地でも雪が降り積もり始めます。

東日本

関東甲信・北陸・東海地方にあたる東日本の秋の天気は、高気圧と低気圧が交互に通過し、天気は数日の周期で変わるようになります。

秋雨前線や台風の影響で関東甲信では、降水量が年間で最も多くなります。

冬型の気圧配置がみられるようになると、北陸では大陸からの寒気が日本海の海面で温められて発生した対流雲により、1日の中で晴れや曇りを繰り返します。

そして、次第に雨やしぐれの日が多くなるでしょう。

西日本

近畿・中国・四国・九州地方にあたる西日本の秋の天気は、発達した前線や台風の影響を受けやすいです。

紀伊半島や四国・九州の太平洋側は、この時期降水量が全国的に最も多い地域です。

10月以降は移動性高気圧に覆われ天気が次第に安定し、晴れの日が多くなります。

近畿や中国地方の山脈を隔てて日本海側では、寒気の影響からしぐれの時期に入り、晴れの日よりも雨や曇りの日が多くなります。

秋から冬にかけて北よりの強風である木枯らし1号が観測されると、冬の訪れを感じさせるでしょう。

沖縄・奄美

沖縄・奄美地方の秋の天気は、太平洋高気圧の勢力が弱まり、寒暖を繰り返しながら次第に気温が低下していきます。

9月は晴れの日も多く、最高気温が30℃を上回る残暑が厳しい時期もあります。

10月に入ると、気温は朝晩で20℃以下になる日もでてきて過ごしやすくなるでしょう。

また、この頃には秋雨前線が南下し、ミーニシとよばれる大陸の高気圧から北東季節風が吹き始めます。

次第に北東風が安定してくると、気温もさらに低下し、冬に切り替わっていくでしょう。

秋の天気は前線や気圧配置が周期的に変化しやすい状態

秋の天気 スマホを持つ女性

秋の天気がコロコロ変わりやすいのは、秋雨前線や気圧配置が周期的に変化し、1日の中でも天気が安定しない日が続くためです。

9月は秋雨前線が北から南に移動し、そして台風が続々と発生するため、降水量が増えて強風被害もよくみられます。

しかし、10月頃は移動性高気圧の影響で、さわやかな秋晴れが続く時期になります。

その後、移動性高気圧が移り変わると大陸からの寒気により気温が低下し、季節は秋から冬へ移り変わるでしょう。

このように非常に不安定な天気が続きやすい状態になるため、対流雲が発生しやすいことから秋の天気は他の季節と比べても変わりやすいでしょう。

天気の解説者
天気の解説者

秋にお出かけの際は、晴れでも雨でも対応できるように準備をしてから外出することをおすすめします。

参照:気象庁 日本の気候

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